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自費診療と保険診療

日本は世界でも数少ない国民皆保険の国です。

日本人は国民皆保険を当り前だと思っていますが、アメリカでは健康保険は無く個人で保険会社の医療保険に入る事になっています。

ただ保険料が高いのでアメリカ市民の内の4,700万人が、医療保険が全く無い「無保険者」だと言われています。

この様な無保険者を救済する為の公立病院はありますが、数が少ないので貧しい人は病気になったり大ケガをしても満足な治療を受ける事は出来ません。

一方同じ先進国のイギリスは日本と同じ国民皆保険で、しかも日本の様に3割の個人負担はありませんので一見するとすばらしい健康保険制度に見えます。

しかし実際に健康保険を使って治療を受けようとすると、ほとんどの民間病院では1~2ヵ月先でなければ診察すらしてもらえません。

しかし日本では保険診療が当り前で大企業の社長も、その部下の平社員も皆病気になれば健康保険で治療を受けます。

健康保険が適用される病気やケガの範囲も広く、ほとんどの治療は保険診療になります。

しかし一部健康保険が適用されない治療があります。

それは美容整形的な要素が強い治療です。

例えば歯を失った場合の治療として普通の入れ歯は保険診療の対象になります。

ブリッジも一定の条件に該当するものは健康保険が使えます。

しかしインプラントは健康保険が適用されませんので、治療費は全額自分で支払う「自費診療」です。

これはインプラントは美容整形的な要素が強く、必要不可欠な病気の治療とは看做されないからです。

診療科目の見直しは毎年行われていますが、日本はご存知の「少子高齢化」で健保財政が厳しくなっていますので、インプラント 費用が保険診療の対象に加えられる事はまず無いでしょうね。

ただ同じ様に美容整形的な要素が強くても不正咬合などの歯列矯正の一部は一定の条件に合致すれば、健康保険が適用される場合もあります。

健康保険の適用、不適用には結構曖昧なところがあって、一般の美容整形と同じ内容の治療でもそれがケガや火傷ばどの治療の延長線上で行われる時は、保険診療になるケースは結構多いですね。

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